商品の説明
匠材集（慶安4年）
【判型】横本1冊。縦132粍。
【作者】里村紹巴（臨江斎）編・跋。
【年代等】慶長2年3月跋。慶安4年8月刊。［京都］秋田屋平左衛門板。
【備考】分類「連歌・辞書」。『匠材集』は、4冊、連歌・辞書。紹巴編。慶長2年跋。跋文には、紹巴が編者不明のこの書を得たとあるが、当時、罪を得て三井寺籠居中の紹巴自身の作とも言われる。内容は、連歌に用いるにふさわしい語約4000を集め、各語第一字によって「いろは」に分類配列し、意味を中心に解説した書。平安時代以来の歌語の注解や室町時代の連歌用語の注解を参照したあとがあるが、当時の語のとらえ方を一つにまとめた書として注目される。元和頃の古活字版および寛永3年刊・寛永15年刊・慶安4年刊などの版本ある（「日本古典文学大辞典」参照）。
★原装（1冊改装）・題簽欠・状態良好・帙入。記名なし・蔵書印なし。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、端本が、10,000円（江戸前期・端本2冊）～126,000円（慶長2年板・端本1冊）】。
商品の情報
カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > その他商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域埼玉県